【成婚までの記録】神田駅のサラリーマン男性②

日常コラム、暮らしのヒント、エッセイ

※このお話は、ちょうど昨年の今ごろ、私の前職の後輩からの紹介で当相談所に入会した神田駅に通うサラリーマン男性の婚活をもとに構成しています。

毎月月末に現れるサラリーマン
神田駅に通うサラリーマン34歳男性。
会社員として忙しい日々を送っている中で、面談はいつも決まって月末の平日。
会社の都合もあるのでしょうが、気づけば毎回「月末に会ってますね〜」なんて笑いながら話すのが、ちょっとしたお決まりになっていました。

■神田駅の便利さ、再確認
面談場所は、神田駅前の喫茶店か貸し会議室。
お昼休みの時間を使って行うことが多く、駅前に選択肢が多い神田はやっぱり便利です。
ちなみに、神田駅周辺の貸し会議室は他のエリアと比べてもリーズナブル。
喫茶店よりも静かで話しやすく、面談後の記録整理にも集中できるので、私にとってもありがたい場所です。

■「積極的に見えない」残念なワンフレーズ
この男性、真面目にコツコツとお見合いや仮交際を重ねているのですが…
ある「ひと言」のせいで、毎回のように交際が終了してしまうのです。
そのひと言とは、
『いい人がいたら結婚したいと思っています』
という言葉です。
一見、まったく問題のない言葉。
だって、いい人がいなければ結婚しないのは当然ですよね?
しか~し!!

■その言葉、婚活ではNGです
結婚相談所に入会している女性たちからすると、
「えっ、この人はまだ結婚の覚悟ができていないのかな…?」
「本気で探してる人には見えない…」
と、かなりの確率で誤解されてしまうんです。
実際に交際終了の理由は、
「結婚に対する温度差を感じた」
が圧倒的に多く…
断られます。
とにかく、見事なまでに、断られます。

■それでも、人柄は最高
でもね。
この方、本当に「いい人」なんです。
いつもニコニコしていて、どこか憎めない。
お見合いしたほとんどの女性が、口を揃えて彼の人柄を褒めてくれます。
(まあ、実際には性格が悪くても、わざわざ「性格悪い人でした」とは言われないですけどね…笑)

この方が同じ理由で、続けて3人の方からお断りを受けたときに、
「よっ、名人!」
と、かなりのブラックで呼びかけていたのですが、
すごく嬉しそうな顔で笑って、本当に憎めない。
「分かっているんですけどね~、言葉が下手で…はははっ」

でもこの方の場合は、本当に人柄の良さが伝わってくる。
写真からでもそれがにじみ出ていて、実際に会えばなおさら。
優しい笑顔に、私自身も何度も癒されました。

彼には、
結婚相談所は、結婚するために入会しているので、まずは、
『結婚相手を探しています、早く結婚したいです!』
と、言ってください!
「いい人がいたら」「いつか」などは付けなくていいんです。
すぐに結婚しましょう!
と、伝えて面談終わること度々でした。

■面談後のランチ「もみじ」
神田駅周辺はさすがにたくさんの飲食店があります。
せっかく神田駅まで行っているので面談した後に、食べる昼食は私の楽しみの一つでもありました。


神田駅から歩いて5~10分
「もみじ」
ここの、しょうが焼き定食、絶品!!
超おすすめ!

でもね、
本当のオススメはここの、おかみさんとマスター!
お世辞にも、愛想がいいタイプではない。
何がおすすめかって?

記憶力!!
神田のサラリーマンが集中するランチ時、次々入る注文をメモなしで記憶する。
注文の聞き取りだけじゃない、
お会計は入った順に出て行くわけじゃない、
客が何を食べたか顔で覚えているみたい!?
とにかくほとんど間違えない。
見れば分かる!とにかく凄い…
本当にオススメです。

あっ、味もね。

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